実質賃金が4年連続減 厚労省調査

厚生労働省が「毎月勤労統計調査(速報)」を発表し、2015年の実質賃金は前年比0.9%減となり4年連続のマイナスとなったことがわかった。

働く人1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は2年連続で伸びたが低水準(0.1%増)で、物価の上昇が先行し賃金増が追い付いていない実態が明らかとなった。